AH0R * JH6RTO * M0RAA
80 meters
 
 
3.5MHz帯
最近5年か6年かけて、1.2GHzに始まり10GHzまで出られるバンドを増やして来ました。マイクロ波帯は年に1つずつ位増やしていたのですが、ローバンドの方は7MHzを下限に全く増えていませんでした。そこで、3.5MHzも何とかしようと思っていました。
「長さ2m程度のホイップでも、7MHzでは南米、北米西海岸、東欧まで交信できる」なら、3.5MHzも同じ条件で国内やアジア、オセアニア位できるかな?2003年1月、作業開始。アンテナは長さ2m以下のモービルホイップで、耐電力は大きいほどよいという条件で、以下のアンテナに決めました。
ダイヤモンド HF80FX  \8,400

 

3.5MHz帯コンパクト高能率モービルアンテナ(2段ディストリビューテッド方式採用) ●耐入力: 120W (SSB) ●インピーダンス: 50Ω ●VSWR: 1.5以下 ●全長: 1.4m ●重量: 220g ●接栓: M形 ●形式: 1/4λベースローディング●空中線型式: 垂直型

 

http://www.diamond-ant.co.jp/catalog/c-htm/mobil/hf.htm
VSWRのことが一番の心配でしたが、思いのほか素晴らしいです。CWセグメントは全域でアンテナチューナーなしで使えます。VSWRの周波数依存性は下のとおりです。グランドとして、ベランダの金属製柵を使っています。VSWR=1.2となった3.500MHzのバンドエッジからVSWR=<1.5を許容するなら3.520MHzまで、VSWR=<2.0を許容するなら3.533MHzまで使用可能です。まだ実戦日数は少ないですが、UA0やW6ともQSO出来ました。
なんと2003年5月28日にこのアンテナとベアフットリグでW6と75m SSBでQSO出来ました。久しぶりに感激のQSOでした。SWRが前述のとおりですので、75mで使うにはエレメントの短縮など少し技が必要でした。うまく追い込めば、大変狭い周波数範囲ではありますがSWR<1.1が可能です。
さらに2003年11月31日にWW-CWのコンテストペディ中の6YとHC8とも、80m CWで交信出来ました。
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