Republic of Palau T88FS (ex. KC6FS) Novemver, 2001
 
 
2001年11月、パラオ共和国のペリリュー島とコロール島に行って来ました。DX QSOの出来るAO-40も無事に上がったので、V/UHFをメインにした移動計画でした。持参したリグはIC706IIG、IC910、トランスバーターUTV-2400BIIPです。アンテナは144MHzの2エレ、430MHzの6エレ、2.4GHzの29エレです。HFのアンテナに比べたら軽くて小さいものです。ただ、マイクロ波用の太い同軸は重かったです。
低軌道衛星はモードJに専念しました。IC910で144MHzの100Wアップ、IC706で430MHzのダウンです。数分のパスの中、1局15秒でやっつけようという皮算用とはウラハラに、東南アジアのQRMばかりが聞こえて来る。144MHzのアップ周波数がアマチュア業務外に使われているようです。100Wと2エレではかなわない。それでも、UO-14でJA6BXとJF6BCCとはQSO出来ました。FO-29からも強いループ信号を確認しました。寂れた衛星で全くコールバックなし!
AO-40は430MHzアップで2.4GHzダウンです。運用サイトの南側に結構椰子の木が密生していて、嫌な予感。セットアップして受信してみる。日本ではループを確認したセットなのに、何も聞こえない。無線LANが聞こえないのは嬉しいけど、衛星も聞こえない。アンテナの場所や向きを変えたりしましたが、全くダメ。教訓として、椰子の木は2.4GHzを通しません。
もうひとつの期待が6mでした。滞在中、1回だけオープンを確認しました。11月25日0858-1011(JST)にJA方面が開け、約110局をログインしました。ヨーロッパと北米の期待もありましたが、これもダメでした。今回の運用にあたっては、JF6BCC 今石OMから多大なる御助言をいただきました。お礼申し上げます。
免許の申請先

 

Div. of Communication, Bureau of Commercial Development, Ministry of Commerce & Trade, POB 100, Koror, Palau 96940
 
写真 パラオが一番きれいな時間−−夕暮れどき−−
 
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